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お知らせ

【インプラント症例】奥歯に歯肉を開かずに1本埋め込みしたケース



術前診査

口腔内診査、レントゲン、CTなどから骨量は十分と判断し、
歯肉を開かず(フラップレス)埋め込みすることにしました。

インプラント埋め込み

埋め込み直後の写真です。歯肉を開いていないので、出血もほとんど無く縫合もしていません。
1本の埋め込みなら15分程度で終了します。麻酔は、普通の歯科治療のものを使います。この状態で、3ヶ月ほど待ちます。

写真は、鏡の上にのせて撮っています。

歯型を採って、歯冠を作ります。
インプラントと骨が結合したら、歯型を採って歯冠になる部分を作ります。
このケースはジルコニアという素材で作ります。表面がツルツルで汚れが付きにくいというメリットがあります。インプラント本体とは、ネジで固定します。

口腔内にセットしました。
 
ネジで固定するシステムですので、咬み合わせの面に穴が開いています。
このシステムにすることで、ネジの緩みに対応しやすく、着脱も専用の工具があれば自由です。
専用のレンチでネジを締めます。
基本的に、すべてのケースでこのシステムにします。

ネジ穴を白い詰め物でふさいで完成です。
半年に1度の定期健診を行います。